(社)国土緑化推進機構より支援を頂いた「緑の募金事業」の主な活動実績
事業実施期間 平成22年9月1日~平成23年8月31日
緑の募金事業名: 放置竹林の間伐整備と竹材の回収及び利用促進事業
事業内容
間伐等の推進活動として、放置・荒廃した竹林の間伐整備を行いました。
概 要
・通学など生活道路沿いの竹林が繁茂、倒伏し、通学や交通、日照の障害となっていました。
・所有者や近隣住民の要望で道路周縁の竹林整備を行いました。
・間伐した竹材は、集材・積込み運搬等の回収作業の効率をはかるため、林内で自走式の専用チッパシュレッダを使用してチップにし、
フレコン袋に正味1m3ほどに収納し、竹炭等の再生加工施設へ持ち込みました。
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(2)間伐材等の利用促進
事業内容
間伐整備で生じた竹材の回収と有効利用を行いました。
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事業内容
間伐竹材の加工品「竹炭・竹粉粒」を農地に利用しました。
概 要
自然農法・減農薬農法研究団体へ、「竹炭と竹粉粒」を無償提供しました。
・野菜や稲、果樹など農作物栽培における取扱いや減農薬、減肥料等の利用効果を探求しています(耐病・収量の向上が期待)。
・畜産の敷き料不足の解消のため、豚舎の敷き料に竹粉粒を提供しました(臭気緩和効果があり衛生的で使いやすい)。
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事業内容
佐渡トキの田んぼを守る会へ竹資材の無償提供をしました。
概 要
・林野庁研究保全課長を通じて佐渡自然保護官事務所の協力を得て、竹炭と竹粉粒肥料を
佐渡トキの田んぼを守る会(斉藤真一郎会長、朱鷺の舞う郷のやさしい米づくり、JA佐渡ほか)に無償提供しました。
・トキの餌場となる田んぼへの利用効果を期待しています。
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事業内容
「竹チップ」をキノコの菌床培地へ利用しました。
概 要
・きのこの培地基材であるオガ粉の代替えの可能性について、収量や食味の研究を行っています。
(3)普及啓発
1)環境学習体験(全国育樹祭の支援・広報を兼ね中学2年生参加の体験学習)
事業内容
・環境教育活動として、中学生を対象に放置竹林の現状と整備方法や竹材の活用方法の取り組みを紹介しました。
・作業体験として、間伐した竹材から第34回全国育樹祭「緑の少年団旗の竹棹」を作成し、提供しました。
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2)普及・啓発
事業内容
・環境・森林・農業関連のイベントへ参加し、竹林整備の方法や竹の有効活用方法を紹介しました。
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